レンタルサーバーといっても、色々な提供会社から、たくさんのサービスがあって、はっきりとした違いがわからないという方が、多いのではないでしょうか。
そこで、レンタルサーバーの仕組み(提供環境)を解説してみたいと思います。
大きく分けて、下のように、3つに分類されます。
- ホスティング方式
- VPS(Virtual Private Server)方式
- 専用サーバー方式
また、今回の解説では、1台のサーバーの契約時のことのみ、考慮して解説していきます。大規模なサーバー(システム)構成では、ロードバランサーなどの負荷分散装置なども考慮する必要が出てくるので、そちらは、別の機会に解説したいと思います。
ホスティング方式
ホスティング方式は、共用サーバー方式とも言われていて、レンタルサーバーとして、最も一般的な方式で、主に初級レベルから中級レベルのユーザーに使用される方式です。
1台の物理サーバー上のオペレーティングシステム上に、複数のテナントが同居する形で、サービスが提供されています。
更に詳細は、『ホスティング』とは?レンタルサーバー解説!で解説します。
VPS(Virtual Private Server)方式
VPS(Virtual Private Server)方式は、主に中級レベル以上のユーザーに使用される方式です。
1台の物理サーバー上に仮想化OSが動作して仮想化サーバーを構成しています。その上に、各テナント毎に仮想サーバーOSがインストールされる形で、サービスが提供されています。各テナント毎に、オペレーティングシステムから別々に構成されているため、独自の設定など、ホスティング方式よりも自由度が高いサービスです。
更に詳細は、『VPS』とは?レンタルサーバー解説!で解説します。
専用サーバー方式
専用サーバー方式は、主に上級レベルのユーザーや、高いセキュリティを求めるユーザーに使用される方式です。
名前の通り、専用の物理サーバーをテナント毎に、用意するため、サーバー上の全ての設定が独自に行えるため、一番自由度の高いサービスです。
更に詳細は、『専用サーバー』とは?レンタルサーバー解説!で解説します。