レンタルサーバー各社のホスティングサービスの中のWordPressに特化したサービスを比較していきます。今回は、Z.comのfor WordPressとXSERVERのwpX レンタルサーバーを比較対象にします。
単純に、価格で比較
順位 | 運営会社 | サービス | プラン | 初期費用 | 1年目価格 | 合計 | SSD | マルチドメイン | 転送量 | WordPress | MySQL | SSH | CRON | 電話サポート | メールサポート |
GMOインターネット | Z.com | for WordPress | 無料 | 10,800円 | 10,800円 | 10GB | 1 | 無制限 | 無制限 | ? | ○ | ○ | 平日:10:00~18:00 | ○ | |
エックスサーバー | wpXレンタルサーバー | レンタルサーバー | 5,000円 | 12,000円 | 17,000円 | 30GB | 10 | 50GB/日 | ○(10) | ○(10) | ? | × | 平日:10:00~18:00 | ○ |
価格からすると、Z.comのfor WordPressが低価格です。しかし、XSERVERのwpX レンタルサーバーは、マルチドメインに対応している点など、スペック的に勝っているところがあります。
それでは、機能面をもう少し細かく比較していきます。
機能を比較
ドメイン
Z.comのfor WordPressは、シングルドメインです。しかし、サブドメインの設定は、無制限に設定可能です。
一方、XSERVERのwpX レンタルサーバーは、マルチドメイン(10個)に対応しています。
どちらが、良いというよりも、用途によって、選ぶ形になると思います。また、ディスク容量も考慮する必要があります。
バックアップ
どちらのサービスも、自動バックアップ(1日1回)に無料で対応しています。
安心して利用することができます。
テスト環境(ステージング環境)
Z.comのfor WordPressでは、標準で、WordPressのテスト環境を用意してくれています。XSERVERのwpX レンタルサーバーでは、テスト環境はありません。
テスト環境を提供してくれているZ.comのfor WordPressの方が、新しいことを試したりする場合は、便利です。
独自SSL
XSERVERのwpX レンタルサーバーでは、独自SSLが無料で利用できます。対して、Z.comのfor WordPressでは、有料オプションで、100円/月での提供となります。
最近のWebサイトは、SSL(https)通信がデフォルトになってきているので、無料で独自SSLが使えるXSERVERのwpX レンタルサーバーは、良いと思います。
結論
WordPressに特化したサービスを選ぶには、マルチドメイン / シングルドメイン+テスト環境のどちらかを選択するのが良いと思います。
結果、マルチドメインなら、XSERVERのwpX レンタルサーバー、シングルドメイン+テスト環境なら、Z.comのfor WordPressになります。
おすすめ!!
マルチドメインなら